近刊案内
2010年2月09日
2月の近刊
アマゾン文明の研究
古代人はいかにして自然との共生をなし遂げたのか
2月下旬発売予定
実松克義 著(立教大学教授)
A5判上製 384頁
定価3800円+税
ISBN978-4-7684-5621-7
南米大陸を縦横に流れるアマゾン川。世界最大の大河は南米5カ国に亘る生命の大動脈だ。しかし、その歴史と文化圏としての全容解明は始まったばかり。立教大学教授の著者がアマゾン流域に広がる文化圏の歴史を新発見の資料を基に詳述する。
[著者紹介・編集担当者より]
世界四大文明に匹敵する歴史と規模を持つアマゾン文明の最新研究成果を一般向けに平易に解説した日本初の書籍。今まで英・西語の資料しか存在しなかった分野に初の本格的解説書が出版される意義は大きい。アマゾン文化基本図書の決定版。(吉)
モスクワの孤独
「雪どけ」からプーチン時代のインテリゲンツィア
2月下旬発売予定
米田綱路 著
四六判上製 608頁
定価4000円+税
ISBN978-4-7684-5622-4
スターリン死後の「雪どけ」から停滞の時代を経てぺレストロイカ、ソ連邦崩壊、プーチン時代に至るまで、屹立した精神の自由を求めた「異論派」と呼ばれる人々の人間精神の軌跡を、数々の記憶・記録を交えて織りなす。
[著者紹介・編集担当者より]
元『図書新聞』編集長の米田さんによる超大作。エレンブルグ(作家)、詩人マンデリシュタームの妻、ラリーサ・ボゴラス(人権活動家)、セルゲイ・コワリョフ(生物理学者、国会議員)、アンナ・ポリトコフスカヤ(ジャーナリスト)と関わる人々の万華鏡のような物語。(猫)
シリーズ藩物語
佐伯藩
2月下旬発売予定
宮明邦夫 著(佐伯市教育委員会教育委員長)
A5判変型並製 208頁
定価1600円+税
ISBN978-4-7684-7119-7
毛利高政が二万石で立藩。毛利氏は本来、森姓であったが、秀吉中国大返しの時、秀吉の命で毛利氏の人質になり、毛利輝元に気に入られ毛利姓を与えられ毛利高政と称した。農地は少なく、漁業・林業が盛んな藩で海上輸送基地としても栄えた。
[著者紹介・編集担当者より]
安永六年、藩校「四教堂」を作り、教育を振興した。当時では日本中類を見ない蔵書八万冊に上る「佐伯文庫」を設けた。これは「金沢文庫」「足利文庫」と並んで、「日本三大文庫」といわれる。学問を大切にした九州の小さな藩の大きな物語だ。(日)
「絶倫」で読む日本史
2月末発売予定
岡村 青 著
四六判上製 280頁
定価2200円+税
ISBN978-4-7684-5618-7
神々の時代から、神武天皇、武烈天皇、神功皇后、後醍醐天皇、頼朝、清盛、蓮如、信玄、秀吉、家康、家斉、綱吉、一茶、海舟、松方正義、蘆花、晶子らの性豪ぶりを歴史的に検証し、セックスと子づくりは権力の固持と継承の必須条件であることの実態を解明する。
[著者紹介・編集担当者より]
岡村さんとは、1989年に出版した『十九歳、テロルの季節』以来、4冊目で、その間、雑誌「マージナル」にも何度か執筆される。本書は前著書の『「毒殺」で読む日本史』と同じスタンスで歴史を裏側からみる面白さが伝わっている。(む)