『農業に正義あり〜田地一町畑五反 貸さず売らず 代を渡せ〜』の書評及び紹介記事が各紙で掲載され続けております!
【1/29東京新聞・夕刊「自著を語る」より抜粋】
家族型小農は室町時代に萌芽があり、戦国時代末期、慶長3(1598)年の人口約800万人から江戸時代前期享保6(1721)年の同約3000万人への“人口爆発”を支えた。(中略)
室町時代からの日本農業のポイントは単一作物の大規模化ではない。米を中心に副穀物的な小麦と大豆が補い、畜産が下支えし、野菜・果実が彩りを添える形の家族型小農による「有畜複合経営」が、本来の姿と映る。(『農業に正義あり』の著者・石堂徹生さん談話)
【日本農業新聞(1/27)書評より抜粋】
1960年以降、「家族的な小農経営」を否定し続けた結果、生産力が弱体化し、食料自給率が下がり、所得は減る。提案するのはモデルなき大農志向ではなく地に足を着け、日本の食基盤を担う“新老農的技術”をベースにした「新小農路線」だ。
【夕刊フジ(1/30)書評より抜粋】
補助金農業でも大規模化路線でもない、プロ農家を核とした“小農型・有畜複合経営”の農業プランを新たに提示している。TPP論議が高まるなか、農業再興への道しるべとなる本だ。