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記号論

フォー・ビギナーズ・シリーズ 89 記号論(翻訳版)

ポール・コブリー著 リッツァ・ジャンス 絵 吉田 成行 訳
判型
A5判変型 並製 176ページ
定価
1200円+税
ISBN4-7684-0089-2

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もともと病気の症状を扱う症候学を意味していた “semiotics”が、現代思想において「記号論」として現れ、二十世紀の大きな思想潮流の一つとなった過程を辿る。本書は特に十九世紀末からのソシュールとパースに発する現代記号論の流れを追い、記号の発生や意味を解説。

[編集担当者より]
記号論は構造主義の母胎となり、狭義の言語学だけでなく、哲学や心理学・文化人類学・文学をはじめとする諸芸術、ファッションデザインに至るまで、今日の人間の文化的諸活動に大きな影響を与えている。本書では、ソシュール・パース・バルト・デリダ・ラカン等を時系列・学派別で包括的に追って記号論全体が理解できる。(菊)


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