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悔(かい)

悔(かい)――野宿生活者の死と少年たちの十字架

装丁 渡辺将史

西村 仁美 著
判型
四六判 上製 232ページ
定価
2000円+税
ISBN4-7684-6890-X

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図書館で騒いで注意されたことを根にもった少年たちが、三度にわたって野宿者を襲撃、死に至らしめた。初めは止めようとした高校生まで襲撃に加わっての結末である。「ふつう」の少年たちが、なぜ殺すまでにエスカレートしてしまったのか。社会と子どもたちの変化を追う。

[著者紹介・編集担当者より]
学校社会での弱者、「落ちこぼれ」がより弱い、社会の「落伍者」に対して憂さ晴らしするという構図とは違って、誰もが起こしうるように無差別化した少年犯罪。携帯・コンビニの蔓延で待つことを失った社会の中の子どもたちに体当たりしたルポ。(猫)


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