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わが子よ

わが子よ――出生前診断、生殖医療、生みの親・育ての親

装幀 渡辺将史

共同通信社社会部 編
判型
四六判 並製 248ページ
定価
1500円+税
ISBN978-4-7684-5741-2

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出生前診断、生殖医療、養子縁組のテーマで共同通信社が配信した連載記事を単行本化。当事者だけでなく、医者、生命倫理の研究者、検査機関・児童養護施設の関係者、障害者への取材と読者の便りを織り交ぜ、親子とは、子を産み・育てるとは、を問題提起。

[編著者紹介・編集担当者より]
血液検査で染色体異常の一部が分かるとセンセーションを巻き起こした新型出生前診断。医療技術の発展に伴い、次々と新たな不妊治療を勧められ、傷つき悩む当事者と治療する側に中立的な相談機関がないまま肥大化・市場化する生殖医療技術。少子化にもかかわらず、社会的養護の子どもが増加するなか、血のつながりがないところで親になり、子になるという困難を乗り越え絆を育む養子縁組。最高裁で「遺伝のみで親子関係が決まるわけではない」という判決があったが、こうした極めて個人的なテーマを追う中で、親子とはなにか、親になる、子になるとはどういうことか、社会的な合意を何処に求めるべきか、多角的に考える。(猫)


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