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日本人「慰安婦」

日本人「慰安婦」――愛国心と人身売買と

装幀 伊藤滋章

「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクション・センター 編
判型
四六判 上製 280ページ
定価
2800円+税
ISBN978-4-7684-5751-1

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アジア・太平洋戦争において日本軍がその「兵站」として従軍「慰安婦」を必要とし、強制などにより「慰安婦」を集めていた。民族・国籍別に様々な出自を持つ従軍「慰安婦」の中で、特に日本人の「慰安婦」に焦点を当てた論稿集。

[編著者紹介・編集担当者より]
様々な国籍を持つ従軍「慰安婦」の中でも、特に日本人「慰安婦」についてジェンダー、階級、民族といった観点から多角的にありようを検証する。彼女らがいかなる出自を持ち、どのような経緯で「慰安婦」となったのか、またそこに軍や業者はいかに関与したのか、そして「慰安婦」であった女性たちは何を考えどのように慰安婦として戦時、戦後を生きたのかをみる。戦時の日本軍向け慰安所から、敗戦後の進駐軍向け慰安所に至る「慰安婦」という性の国策動員システム、その構造を追うための基本文献。


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