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【増補決定版】「拉致」異論

【増補決定版】「拉致」異論――停滞の中で、どこに光明を求めるのか

装幀 伊藤滋章

太田昌国 著
10月3日発売!
判型
四六判 並製 248ページ
定価
1800円+税
ISBN978-4-7684-5841-9

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両国間の関係正常化を阻害するのは、唯一、北朝鮮による拉致問題だけだ、とするかのような社会的な雰囲気が日本を覆いはじめ、それは今日まで続いている。
 それは、マスメディアが「身内」を無限大に拡大する仕方で報道を行なっているからである。「日本人という身内」をおそった不幸と、それに対する怒りと悲しみのみを報道し、問題はそこにこそあり/そこにしかない、と無責任な扇動をしてきたからである。それを受けた世間なるものが、まるで自分も現実の被害者かその親族・友人であるかのように装っているからである。それに加えて政府が、そこに形成される世論に配慮し、自律的な外交方針をもつことを放棄したからである。こうして、一億二千万人が総被害者であるかのような雰囲気が生まれている。(本書・第2章より)

[著者紹介・編集担当書より]
1943年、北海道釧路市生まれ。ラテンアメリカの社会運動の研究・紹介、社会批評を展開。著書『暴力批判論』(太田出版)、『「国家と戦争」異説』(現代企画室)、『テレビに映らない世界を知る方法』(現代書館)など多数。

地勢的に朝鮮半島の東に横たわり朝鮮半島の1.5倍の面積、2倍の人口を持つ日本。半島の人々には歴史的に重苦しい気持ちが日本という国にあるのではないだろうか。
近現代史においても日朝・日韓間には、横たわる数々の問題がある。領土問題・慰安婦問題・拉致問題……、これらは全て根は同じである。それぞれ独立して論じることはできない。「拉致」の問題をテーマにしながら日韓併合という補助線を引いて考えると、拉致問題の解決は自然にできる。「救う会」の北朝鮮バッシング、政府による経済制裁、本質を避けるメディア、これらを批判しつつ真の和解を考えた名著の増補決定版。極めて真っ当な論調の本書を読まずして朝鮮問題は語れない、という思いがする本だ。


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