現代書館
社会一覧女性・ジェンダー一覧書名一覧買物カゴを見る

性別解体新書

性別解体新書――身体、ジェンダー、好きの多様性

装幀 奥冨佳津枝

佐倉 智美 著
2021年9月8日発売!
判型
A5判 上製 312ページ
定価
2500円+税
ISBN978-4-7684-5907-2

注文数
増やす
減らす
注文数を入力し、押して下さい
好評発売中!


【STORES】現代書館ウェブショップからでしたらカード決済等での購入も可能です!
発送手数料も無料!
https://gendaishokanshop.stores.jp/items/611e06fe7acd1640288250b2


性別違和を抱えていた著者が、自身のホルモン操作、性別適合手術の経験を通し、「生物学的性別」(つまり、生殖にかかわる身体タイプ)が絶対的であるという捉え方を解体していく。
「男女平等」「男女共同参画」などの政策により強化されてしまった男女二元論を解体し、「性別」という束縛からの解放で、すべての人が自己実現できる世界へ!



【本書目次】

序 その後の明るいトランスジェンダー生活

第1章 性別概念の解体を始めるにあたって
 1 本書の趣旨と構成
 2 身体にフォーカスする意義

第2章 ホルモンから見えてくるもの
 1 ホルモンで何が起こったか
 2 身体的性別違和とは何なのだろう
 3 感じない男とポルノを読む女の間の性的ファンタジー
 4 美容整形とどこが違うのか

第3章 性別適合手術で何が変わり何が変わらないのか
 1 性別適合手術の実相
 2 身体変化をめぐる「身体性とジェンダー」
 3 性感と身体的セクシュアリティ
 4 「性別」にとって「身体」とは何か

第4章 混沌のセクシュアリティを捕捉する
 1 身体もまたジェンダーに含まれる
 2 心の性別は人と人との間にある
 3 性的指向よりも「好きの多様性」

Re: ゼロ歳から始める明るい(父親が) トランスジェンダー生活


【著者プロフィール】
佐倉智美(さくら・ともみ)
1964 年、関西生まれ。大阪大学大学院にて修士号取得(社会学)。性的少数者・トランスジェンダーとしての立場を生かしながらジェンダーやセクシュアリティをテーマとした執筆・講演活動などをおこなう。
著書に『性同一性障害の社会学』(現代書館 2006)、『明るいトランスジェンダー生活』(トランスビュー 2004)など。近年はアニメなどポピュラーカルチャーをめぐる論考も多く、青土社「ユリイカ」2016 年9月臨時増刊号【総特集=アイドルアニメ】所収「『マクロスΔ』の三位一体とケアの倫理の可能性」などはその代表例。


GO TOP
| ご注文方法 | 会社案内 | 個人情報保護 | リンク集 |

〒102-0072東京都千代田区飯田橋3-2-5
TEL:03-3221-1321 FAX:03-3262-5906