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国から見すてられる人びと![]() |
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![]() 装幀 大森裕二 |
■予約受付中! 【STORES】現代書館ウェブショップからでしたらカード決済等での購入も可能です! 発送手数料も無料! https://gendaishokanshop.stores.jp/items/687078426e43122998d1a163 【内容】 国家にとって不必要な存在として、救済から見すてられた人びと――「棄民」。 わが国において、「本当に困っている人びと」との共生は未だ果たされていない。 国が責任を逃れ、「自己責任」「自業自得」という大義名分のもとに切りすてている人びとがたくさんいる。 障害児教育を専門とする教師であり、また、「インクルーシブ・チャーチ」桜本教会の牧師でもある著者は、「棄民」の代表例として「障害者」「非行少年」「ホームレス」を挙げ、彼らの多くが子ども期に親や身近な人からの「存在否定体験」を経験していることを明らかにする。だれ一人、自ら望んで今の立場にあるわけではない。 インクルーシブ教育の理念と活動が広がり、障害者との共生が不完全ながら前向きに目指されつつある現在でも、〈だれ一人排除しない社会=インクルーシブ社会〉の実現には程遠い。 著者自らが実践した障害児教育の理念や指導システムが、ホームレスや非行少年の自立支援にまで適応できる汎用性と可能性を示す「真のインクルーシブ社会」への展望。 『差別する宗教』の著者が書き下ろす、現代社会への魂の提言である。 【主要目次】 第一章 国家の棄民政策 第二章 優生思想と障害者 第三章 非行少年を受け入れない社会 第四章 ホームレスの社会自立を断念させる政治 第五章 子ども期の「存在否定体験」は何をもたらすのか 第六章 インクルーシブ社会の実現に向けて 【著者紹介】 鈴木文治(すずき・ふみはる) 1948年長野県飯田市生まれ。中央大学法学部法律学科及び立教大学文学部キリスト教学科卒業。川崎市立中学校教諭、神奈川県教育委員会、神奈川県立盲学校長・県立養護学校長田園調布学園大学教授、日本キリスト教団桜本教会牧師などを歴任。著書に『差別する宗教』ほか多数。 |
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