現代書館
人文一覧シリーズ藩物語一覧書名一覧買物カゴを見る

三河吉田藩

シリーズ藩物語 三河吉田藩

装幀 伊藤滋章(基本デザイン・中山銀士)

久住祐一郎 著
判型
A5判変型 並製 208ページ
定価
1600円+税
ISBN978-4-7684-7153-1

注文数
増やす
減らす
注文数を入力し、押して下さい
2019年は、豊橋となって150年という記念すべき年。
伊予(現愛媛県)に同じ吉田藩があったため、明治政府から藩の名称を変えるよう指示され、地元のシンボルであった吉田大橋の通称「豊橋」を新しい藩の名称とした。
古くから交通の要衝にあった吉田は、7万石と三河最大の石高を誇り、箱根の関所よりも重要といわれた今切(新居)の関所の管理を任されていた時期があった。このため幕府からの信用が厚い譜代大名が配置され、松平氏や水野氏、牧野氏などが入れ替わり藩主となった。もっとも長く務めたのは大河内松平氏で、知恵伊豆と呼ばれた松平信綱を祖とし、子孫たちも幕府の要職を務める。
幕府の要職についた藩主たちが治め、茶道の宗偏吉田流や幕末に起こった「ええじゃないか」の発祥の地ともいわれる三河吉田藩の歴史に迫る。

※ 愛知県豊橋市・吉田城に居城を置いた藩の物語!


【著者紹介】

豊橋市美術博物館学芸員。1984年、新潟県生まれ。岡山大学教育学部卒業。同大学院社会文化科学研究科博士前期課程修了。豊橋市二川宿本陣資料館学芸員を経て現職。
交通史学会常任委員。主要論文に「東海道二川宿における商家の経営と地域金融」(『三河―交流からみる地域形成とその変容―』雄山閣)、「大河内松平氏時代の吉田城」(『三河吉田城』 戎光祥出版)、『三河吉田藩・お国入り道中記』 (集英社インターナショナル新書)など。


GO TOP
| ご注文方法 | 会社案内 | 個人情報保護 | リンク集 |

〒102-0072東京都千代田区飯田橋3-2-5
TEL:03-3221-1321 FAX:03-3262-5906