現代書館

[増補新装版]一緒がいいならなぜ分けた――特殊学級の中から

装丁 藤田美咲/装画 井桁裕子
北村小夜 著
2025年11月25日発売!
判型
四六判 並製 256ページ
定価
2200円+税
好評発売中!

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【内容】
教育書コーナーで永久に残るべき一冊。
11刷の大名著、待望の増補新装版!

特別支援学級の担任を長く務め、分離教育の横行する学校で「共に学ぶ」を追求してきた教師の名著(11刷)の増補新装版。学級、学校、そして社会の記録。差別される側にとって、学校や社会がどのような場所であるか、子どもたちとの学習や対話を通じて浮かび上がらせます。国連から「インクルーシブ教育推進」の勧告を受けても、依然として分離教育がなくならない日本。子どもに障害があって進路に困っている親、いわゆるグレーゾーンの子どもとのかかわりに悩んでいる教師や学校関係者を中心に、いま、あらためて読み継いでほしい一冊です。

「能力に応じて」分ける社会の根っこにある、特殊学級。
差別からは、かならず分けられたひとが生み出されるが、
そのひとたちもまた、私たちの社会を見つめ返している。

【主要目次】
● まえがき――子どもの言葉をきく 
● ふり分けをこばむ子どもたち――問題は普通学級にある
● 一緒がいいならなぜ分けた――特殊学級の中から
● 重度にすれば雇ってくれますよ――進路をめぐって
● ひたむきに生きた一生
● 特殊学級を卒業したのだから障害者です
● 共に働く子どもたち
● 進学をめぐって
● オール「1」でもいいから普通の通信簿が欲しい――普通学級で学ぶ子どもたち
● 障害児狩りはいまも…… 
● 0点の教科からもたくさん学んでいます――特殊学級から普通中学へ進んだMさん
● Yくんは英語が好き
● 春ちゃんばかり車いすでずるいよ
● 共に学ぶことを支えるらんがく舎
● 普通学級を卒業して
● いいところ探しはやめよう――勉強会をやめるの弁
● 共に生きる教育をめざす年表

【著者紹介】
北村小夜(きたむら さよ)
1925年福岡県生まれ。1950年から86年まで、都内の小・中学校で教員(うち、21年間特殊学級担任)。障害児を普通学級へ・全国連絡会世話人。著書『能力主義と教育基本法「改正」』(現代書館)、『画家たちの戦争責任』(梨の木舎)、『慈愛による差別』(軌跡社)など多数。
ISBN978-4-7684-3614-1


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