現代書館

障害をもつ人の「自立」と人権――学びと就労のために

装丁 桜井雄一郎
小林 繁 著
2024年8月5日発売!
判型
A5判 上製 264ページ
定価
2700円+税
予約受付中!

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https://gendaishokanshop.stores.jp/items/66a1e1840e072901d1ddbe8b

【内容】
地域ベースで活動する当事者や支援者の力になる一冊!

障害をもつ人が、就労の中で学び、学びながら働き続けることによって、地域の中での「自立」が真に可能になり、障害をもつ人の生活の質(QOL)と人権が担保されると考える著者が、障害をもつ人の人権と自立を支えるための概念、日本・世界における就労の実践を紹介する。胎児性・小児性水俣病患者がいかにして地域で体験を語るまでに至り、地域で自立して暮らせる居場所を作れるようになったのか、北欧・イタリア・アメリカでの先進的な精神保健福祉と地域での就労、その支援方法について解説。後半では、日本での民間の就労支援を取り上げ、農業や喫茶の持ちうる教育性に着目し、さらなる発展可能性と広がりを展望する。

障害をもつ人の就労とその支援方法。日本・世界での実践を紹介!

【主要目次】
第1章 「自立」と「依存」の相剋を超えて――相互依存と相互扶助の視点から
第2章 障害をもつ人の人権から考える――優生思想と「固有の尊厳」
第3章 水俣における共生のまちづくり――「ほっとはうす」から「きぼう・未来・水俣へ」
第4章 北欧・イタリアでの精神保健福祉・教育文化の取り組みをたずねて
第5章 精神障害当事者のリカバリーを支える――米国のヴィレッジISAの取り組み
第6章 障害をもつ人の就労支援の展望と課題――ソーシャルファームと農福連携   
第7章 障害をもつ人が働く喫茶(カフェ)の可能性と課題――コロナ禍での対応をめぐって
終 章 北田先生の近藤益雄論によせて

【著者紹介】
小林 繁(こばやし・しげる)
明治大学文学部専任教授。専門は社会教育。主な著書に『現代社会教育/生涯学習と社会教育職員』(クレイン)、『障害をもつ人の学習権保障とノーマライゼーションの課題』(れんが書房新社)、『地域福祉と生涯学習』(編著、現代書館)など。
ISBN978-4-7684-3603-5


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