![]() |
|
![]() |
|
|||||||||||||||||
![]() 装丁:桜井雄一郎
【STORES】現代書館ウェブショップからでしたらカード決済等での購入も可能です! 発送手数料も無料! https://gendaishokanshop.stores.jp/items/6864ba2cbe5fcd36ebc59809 【内容】 ナチスに動員された市民や専門家の心情を精緻に解明 歴史学者でありドイツのナチス研究の第一人者ウルリヒ・ヘルベルトの25年にわたるナチス研究論文、講演11本をまとめた一冊。「ナチス党員とはだれだったのか?」という問いを出発点に、様々な視点からナチスの犯罪糾明へのアプローチを試みる。 狭義のナチス党員と呼ばれるべきは、アドルフ・ヒトラーただ一人でも、ナチスの高級幹部だけでもない。彼らはブルジョア家庭の博士号をもった大学卒業者であり、政権の犯罪を受け入れた省庁、大学、国防軍指導部であり、「第三帝国」の内政・外交政策への賛同者であった。 すなわち、ユダヤ人迫害や政権の犯罪に加担した者の多くは、「社会的エリート層」であった。 反ユダヤ主義の根源、ナチズムの官僚制とエリート、強制労働者の役割、戦時下における群集心理とナチ犯罪の特質など、ナチ独裁体制の性格に深く分け入り、その支配の中心的な視点を浮き彫りにする決定的論集。 【主要目次】 ドイツの過去と現在としてのナチズム――日本語版への序言(ウルリヒ・ヘルベルト) 第1章 ナチス党員とはだれだったのか 第2章 ナチス党員は第一次世界大戦からなにを学んだか 第3章 ユダヤ人憎悪はどこから来たのか 第4章 収容所の世紀 第5章 第三帝国のドイツの教授 第6章 ナチスの支配とスターリンの支配 第7章 ドイツのヨーロッパと大ゲルマン帝国 第8章 バルバロッサ 第9章 ヨーロッパ・ユダヤ人の殺害への道 第10章 「民族共同体」の残響 第11章 連邦共和国のナチ・エリート 【著者紹介】 ウルリヒ・ヘルベルト(Ulrich Herbert) 1951年デュッセルドルフ生まれ。ナチズム史研究所所長、学術審議会委員などを歴任。ライプニッツ賞、バイエルン書籍賞、芸術と学問のルール賞を受賞。著書『第三帝国:ある独裁の歴史』(小野寺拓也訳、KADOKAWA、2021 年)ほか多数。 【訳者紹介】 斉藤寿雄(さいとう・ひさお) 1954年長野県生まれ。東京都立大学大学院修了。早稲田大学名誉教授。著書『ペーター・フーヘルの世界:その人生と作品』(鳥影社)など。翻訳書『反ユダヤ主義とは何か』(現代書館)ほか多数。
![]() |
|||||||||||||||||
|
![]() |
![]() |
![]() |
〒102-0072東京都千代田区飯田橋3-2-5 TEL:03-3221-1321 FAX:03-3262-5906 |