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7月以降の近刊

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死のワルツ ナチス帝国最後の夏:戦争と日常のモンタージュ

7月上旬発売予定

クリスティアン・ボマリウス 著/斉藤寿雄 訳

予価 3500円+税
判型 四六判 上製
頁数 360ページ

ISBN 978-4-7684-5994-2


【内容】

1944年夏、ヨーロッパ各地で進行するナチスによるユダヤ人虐殺と、刻一刻と迫るドイツ敗北――。二つの破局を同時並行で描き出す、モンタージュ形式のドキュメンタリー。
日記、目撃証言、自己告白、噂話、新聞記事、専門文献、大衆文学……。膨大な断片的記録を縫い合わせ、ドイツ国防軍兵士、アメリカ兵、従軍記者、そして市民たちの視点から、「死のワルツ」と化したヨーロッパの実像が立ち上がる。
戦争が日常へと侵食していくなか、人びとは何を見て、何を恐れ、どう生き、そして死んでいったのか。ドイツ人ジャーナリストが無数の史料をモンタージュし、令和の現在によみがえらせる、戦前・戦中ヨーロッパの生々しい空気感。

1944年夏。人びとは今日も恋をし、食べ、眠り、そして死んでゆく。


[著者紹介]
クリスティアン・ボマリウス
1958 年フランクフルト・アム・マイン生まれ。ドイツの法律学者、ジャーナリスト、作家。『ベルリン新聞』元主任編集員。退任後は『南ドイツ新聞』などに寄稿。著書多数。


斉藤寿雄(さいとう・ひさお)
1954 年長野県生まれ。東京都立大学大学院修了。早稲田大学名誉教授。著書『ペーター・フーヘルの世界:その人生と作品』(鳥影社)など。翻訳書『ナチス党員とはだれだったのか』(現代書館)ほか多数。









とにかくデモ!:韓国路上アクション・ダイアリー

7月上旬発売予定

チョン・ボラ 著/吉良佳奈江 訳

予価 2000円+税
判型 四六判 並製
頁数 208ページ

ISBN 978-4-7684-5995-9


【内容】

なぜ韓国人は路上に集まり、声を上げるのか? 彼らを路上に駆り立てるものは何か。「集まってこそ生きられる」といわれる韓国の集会文化を理解するエッセイ集。
「小説を書き、翻訳をして、デモをする」人気作家チョン・ボラの初エッセイ。実際にさまざまなデモに参加しているチョン・ボラがデモの当事者たちに心を寄せて真摯に、そして明るく当然のようにデモに向き合う様子が描かれる。
本書に登場する韓国の社会問題のほとんどすべては、日本社会の課題とまったく共通しているところもポイントです。

実際に登場する出来事
梨泰院圧死事件/トランスジェンダー追悼の日/セウォル号沈没事件/ソウルメトロ非正規労働者死亡事故の追悼/朴槿恵の弾劾/香港の雨傘革命/マレーシア航空失踪事件/全国障碍者差別撤廃連帯の闘争/ロウソク集会/双竜自動車解雇問題/差別禁止法制定運動/性的マイノリティ・外国人労働者問題/貧困撤廃のための社会連帯/「堕胎罪を廃止せよ!」 「最低賃金を引き上げよ!」の交差/性暴力相談/旭硝子(現AGC)非正規職員解雇問題/ブラックライブスマター運動/ウクライナ侵攻に関してロシア大使館前で戦争反対集会/ポーランドでフリーパレスチナ集会に参加


[著者紹介]
チョン・ボラ
1976年生まれ。小説家、ロシアやポーランドなど東ヨーロッパの文学作品も翻訳多数、かつデモにも熱心に参加する。2024年8月には書店員が選ぶ今年の作家に選ばれている。SFファンタジー『呪いの兎』は英国ブッカー賞の候補、『あなたのユートピア』は2025年のフィリップ・K・ディック賞にノミネートされ、宣言通りレインボーのスカーフを巻いてノミネートのスピーチをしている。

吉良佳奈江(きら・かなえ)
翻訳家。これまでの仕事に、チャン・ガンミョン『韓国が嫌いで』(2020、ころから)、チャン・ガンミョン『鳥は飛ぶのが楽しいか』(2022、堀之内出版)、イ・ソヨン他『蒸気駆動の男―朝鮮王朝スチームパンク年代記』(2023、早川書房)などがある。






リプロダクティブ・ジャスティス
 引き裂かれる性と生殖の権利

2026年秋以降発売予定


一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ 編
A5判並製 208頁
予価2000円+税
ISBN978-4-7684-5957-7

一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェが2022年に開催した連続講座「引き裂かれる性と生殖の権利」の講演録を加筆・修正し、新たな内容を加えて書籍化。
「リプロダクティブ・ジャスティス=性と生殖の正義と公正」は、90 年代からアメリカの黒人フェミニストやセクシュアリティが掲げてきた。性と生殖の権利を語る時、例えば貧困層や移民、人種的マイノリティの女性たちの権利は周縁に追いやられ、そこにはジェンダー以外にも様々な差別があることを見落としてはならないというインターセクショナリティ(差別の交差性)の指摘であり、@子どもを持たない権利、A子どもを持つ権利、B安全で健康な環境で、子どもの親になる権利を要求してきた。さらにセクシュアル・マイノリティやセックスワーカーの経験から性的自己決定権及びジェンダーの自由も重要だとされる。これまでの議論の中で見落とされ、「つけ加え」として扱われてきた人たちの経験から、日本で生きる私たちにとってのリプロダクティブ・ジャスティスを問い返すものである。


【著者紹介】

ジェンダーと多様性についての一般向け講座を開催する「ふぇみ・ゼミ」(2017年設立) と、ジェンダーと様々なテーマをつなぐアート&カルチャーの公演やイベントを開催する 「ゆる・ふぇみカフェ」(2014年設立)が共同で設立した非営利型一般社団法人。 差別の交差性(インターセクショナリティ)の視点に立って、@講座、公演、展示などの企画・開催A若い世代の研究者、アクティビスト、アーティストの育成B調査研究と提言活動などを行っている。


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