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生存権の現在地――「いのちのとりで裁判」を振り返る![]() |
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![]() 装幀 BOB.des'(ウエダ トモミ) |
■予約受付中! 【STORES】現代書館ウェブショップからでしたらカード決済等での購入も可能です! 発送手数料も無料! https://gendaishokanshop.stores.jp/items/68ddf0eff6398e2330766cc6 【内容】 〈特集〉生存権の現在地――「いのちのとりで裁判」を振り返る 2013年から2015年にかけて、生活保護基準額過去最大の引き下げが行われました。前年、政権に返り咲いた自民党の意向に沿うように、適切な手続きや根拠を欠いたまま行われた強引な引き下げ。 この引き下げをめぐり、全国で1027名が提訴。この一連の訴訟が「いのちのとりで裁判」です。文字どおり、「生活保護は最後のセーフティネット」との意識に基づいた命名。多くの弁護団と支援者がこの裁判を支えました。 2024年6月27日、最高裁判所第三小法廷で「いのちのとりで裁判」名古屋高裁、大阪高裁に対する判決が下されました。裁判所は、厚生労働大臣の減額決定を生活保護法違反と認定、処分の取り消しを命じる原告勝訴判決を申し渡しました。 しかし、裁判の判決後、厚労省は謝罪せず、原告や弁護団との話し合いの席にもついていません。それどころか、「謝罪するかどうかも含め検討する」と専門家委員会を設置しました。裁判をたたかうなかで、232名もの原告が命を落としてきたことを考えると、厚労省の対応は適切とは思えません。 そもそも生活保護は、十分に「健康で文化的な生活」を支えてきたのか。 文化的な生活とはなんなのか。原告の言葉の端々から、こうした問いが見えてきます。この国の「生存権の現在地」を、読者の皆さまといっしょに考えたいと思います。 【主要目次】 武本花奈―連載 インクルーシブに生きる「ふつう」の人 第14回 川本一輝さん 〈特集〉生存権の現在地――「いのちのとりで裁判」を振り返る 稲葉 剛――ナショナルミニマムの再構築をめざす「いのちのとりで裁判」 鈴木 靜――社会保障裁判の歴史的経緯といのちのとりで裁判 脇山美春+小寺アイ子――「黙ってへんで、これからも」 田川英信――自治体の生活保護担当職員の経験者として 新里宏二――優生保護法訴訟といのちのとりで裁判:兄弟訴訟として取り組んで 原告の言葉@/原告の言葉A/原告の言葉B 〈連載〉保育の窓から 冨島俊昭――保育園の多様性を認め合う大切さ 〈ミニレポート〉「津久井やまゆり園事件」と向き合う 鶴峰まや子――「津久井やまゆり園事件」と生きる 究極Q太郎――「津久井やまゆり園事件」から考えたこと 〈連載〉教育の窓から 高瀬将史――子どもって、不完全ですか? 〈追悼 大谷恭子さん〉 小林律子――現場や運動と法制度を人権ベースでつなぎ闘いつづけた人生 〈連載〉長瀬 修――障害学の世界から 第95回 優生保護法被害者の国連での証言:障害者権利条約締約国会議サイドイベント 西由起子――障害者の権利条約とアジアの障害 第48回 総括所見 人間的な生活の権利 |
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